何かを仕掛ける

　こんにちは。今日は何かを仕掛けると言うことについて書いてみたいと思います。ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、私の信念は、待っていても向こうから何かがやって来る事はないので自分から仕掛けることが必要だということです。無から有は生じないということです。このようにいつも思っています。誰かに話し掛けてみる、どこかに行ってみる、何かを買ってみる、借りてみる、何かを書いてみる、触ってみる、何でも良いのでまずこちらから仕掛けることが必要だと思います。
　次に上手く行かないことが８０％、上手く行くことが２０％と考えます。こう考えると、上手く行くことの方が遙かに少ないので、上手く行かなくて当たり前で、それほど落ち込むこともないと考えます。上手く行く２０％の中身を更に見ながら、またその内容についても８０％、２０％のような行動を繰り返します。こうして長い間このパターンを繰り返せば、目的を達成できることが必ず生まれるはずです。
　東京の秋葉原は、昔は単なる電気街であり、日本一家電が安い街と言うイメージでした。またどんな小さな部品でも必ず手に入る街としての魅力もありました。ところが現在はどうでしょうか？まず家電が日本一安いというイメージは、大手量販店の影響もあり、なくなりました。部品などが手に入るイメージはいまだに健在です。これ以外に、まずこの街は若者の街というイメージが強い気がします。メイド喫茶に代表される異質なイメージが定着しています。また、オタクと言われるちょっと変った若者が集まる街としても注目されています。このように一昔前と比べると街全体も大きくイメージチェンジが図られています。これはおそらく自然にでき上ったものではなく、誰か、仕掛け人がいて、その仕掛け人にどんどん引っ張られてその方向に向かった結果としての変化だと思います。
　この種の変化は、日本中、世界中に数えられないほど沢山あります。アメリカのラスベガスなどはその良い例です。砂漠の街に、安く泊まれるホテルを沢山作り、その料金を回収する為のエンジンとして、カジノを作ると言うアイデアは大成功をおさめ、今では、回収するためのエンジンだけが独立して成り立っているようですが、元を正せば、実に単純な発想から出発しています。
　いずれの場合も、ちょっとしたアイデアから、どうしたら人が集まるか、何を売りにするか、どのような形で人々にアピールするか、などを考えて始めています。地方がどんどん低迷していくなど寂しいことを言わずに、何か仕掛ければ、道は開けるのではないでしょうか？
　婚活の場合も、自分自身で何かを仕掛けてみたらどうでしょうか？婚活アプリでも、結婚相談所でも、婚活パーテイーに参加するでも、何でもよいので、自分の人生をこれから変えるための何かに一歩踏み出してみたらどうでしょうか？第一歩を踏み出せば、ご自分の考えが変わり、物事の見方が変わり、習慣が変わり、人生が変わります。